ざんねんなカード事典 捕食のワーム

捕食のワーム

 

 4ｔｈから始めたＭＴＧ、初めて買ったギフトボックス（←そういうのがあったんです）に入っていたのが、ブログタイトルにしている 大喰らいのワーム/Craw Wurm でした。
ルールすら把握していない初心者以前の面々にとって、６／４という数字は結構なインパクトがあり、これって当たりなんじゃない！？と盛り上がりましたね。
友人２人と一緒に購入し、そちらは 凄腕の暗殺者/Royal Assassin や セラの天使/Serra Angel などを引いていましたが、Craw Wurm を越えるパワーを持ったカードは出てこず、短期間でしたが Craw Wurm = 最強 説が流れてました。
のどかで良い時代だなぁ。

で、そんな大喰らいのワームさんは現在のセットに未収録。MTGArenaのヒストリックにも存在しません。現状のカードパワーを考えれば当然ですけどね。６マナかけてバニラの６／４って、どんな罠だって話です。

でもね、やっぱりワームを使いたいわけです。
そこで現スタンダードで使えるワームはないかと探したところ、こんなのが見つかりました。

Predatory Wurm / 捕食のワーム (３)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
警戒（このクリーチャーは攻撃してもタップしない。）
あなたがガラク(Garruk)・プレインズウォーカーをコントロールしているかぎり、捕食のワームは+2/+2の修整を受ける。
4/4​​

「ワーム」で検索してみて、初めて見ました、この子。
構築済みデッキ限定のカードで、パックからは出てこないんですね。
デッキに入れるのであれば、「ガラク」が必須。

単体では ４マナ４／４警戒持ちと、探索する獣 の劣化版。
探索する獣が優秀すぎるって話ですけどね。向こうは神話レアかつ伝説のクリーチャー、こちらは「ただの」ワームですから。

では、緑の４マナクリーチャーって他にどんなの子がいるかというと、こんな感じです。

警戒を持っているのって、捕食のワーム と 探索する獣くらいなんですね。
そして探索する獣よりも優れている点は、

- マナシンボルがシングル
- ガラクがいれば６／６

警戒を活かすのであれば、白緑もありかな？
白で４マナの警戒持ちはこちら。

単純なパワーなら捕食のワームに分があります。

もう一つの特徴である「ガラク」ですが、スタンダードでは以下の３枚。

野蛮な伝令、ガラク は構築済みデッキ限定のカード。
思わず刷っちゃいました、神話レアのワイルドカードが勿体なかったですけど。
白緑にするなら解き放たれた者と野蛮な伝令ですね。どちらも緑のダブルシンボルですが、緑は他の色を出しやすいので何とかなるは筈。
呪われた狩人を使う場合は緑黒ですが、黒には警戒に関連したカードが無いので、今回は見送りです。

 
色々混ぜて、こんな感じになりました。

警戒持ちを並べ、慧眼の導師導師、慎重な認知眷者、葉状地のフェリダーの能力を使っていくのがコンセプト。
ガラクがどこまで効果を発揮できるかは未知数。
解き放たれた者はダメージ源として、野蛮な伝令の方は、、、いろいろできるから何かの役には立つだろうと。

まだ５戦しか使っていないのですが、うん、微妙。
でも、捕食のワークは意外と活躍してます。
解き放たれた者、ガラク との相性非常に良く、９／９トランプル・警戒 という化け物が登場します。

早速欠点も見えてきているので、微調整しながら２０～３０戦くらい使ったら、感想を書きます。